8月は「利益の中間確認」に最適な月です|決算シミュレーションで年末の慌ただしさを防ぐ
「利益が出ていることは分かっていたけれど、税額までは予想していなかった」
「決算直前になってから、設備投資や賞与を慌てて検討した」
「売上は増えているのに、なぜか手元に現金が残っていない」
「利益が出ていることは分かっていたけれど、税額までは予想していなかった」
「決算直前になってから、設備投資や賞与を慌てて検討した」
「売上は増えているのに、なぜか手元に現金が残っていない」
2026年7月28日、熊本県熊本地方を震源とする大きな地震が発生し、宇城市と氷川町で最大震度7を観測しました。
テレビや新聞で被災地の様子を見て、「自分にも何かできないだろうか」と感じている方も多いと思います。
「相続対策は、親が高齢になってから考えればよい」「自分はまだ40代だから関係ない」――そう考える方は少なくありません。
最近、個人向け国債について、相続税を軽減する案や、NISA(少額投資非課税制度)の対象に加える案が相次いで浮上しています。
「国債を持てば相続税が安くなるのか」「政府は国債の買い手が足りなくなっているのか」と感じた方もいるでしょう。
先日、電車で座席に座っていたときのことです。
目の前でつり革につかまっていた、サラリーマン風の男性二人が、会社の会議について話していました。聞こえてきたのは、日本企業にありがちな「根回し」に対する否定的な意見です。
夏休みは、普段よりも親子で過ごす時間が増える季節です。
経営者の方にとっては、子どもに仕事の話をしたり、会社を見せたりする機会にもなるでしょう。そんなとき、一度考えてみたいのが、「子どもに何を残すのか」という問題です。
「銀行口座と自動連携できるなら、クラウド会計へ乗り換えた方がよいのでしょうか」
「AIが自動で仕訳をしてくれるなら、経理担当者の負担を大きく減らせるのではないでしょうか」
相続によって取得した建物や家財、事業用設備などが、地震、台風、洪水、火災などの災害によって損害を受けることがあります。
決算対策というと、決算直前になってから「何か経費にできるものはないか」と慌てて探す会社も少なくありません。
経営者には、一人で考える時間が必要です。
誰にも邪魔されず、数字を見つめ、事業の将来を考え、重要な判断を下す。これは経営者にしかできない大切な仕事です。
一方で、一人で考える時間が長くなりすぎると、情報が偏り、判断が硬くなり、周囲との感覚のずれが大きくなることがあります。
最近、政治家やリーダーの「内向きな行動」や「限られた人間関係の中で意思決定する姿勢」が話題になることがあります。これは政治の世界だけの話ではありません。中小企業の経営においても、社長が誰と会い、誰の意見を聞き、どの情報に触れているかは、会社の方向性に大きく影響します。
今回は、経営者の判断について、次の3つの視点から整理します。
まず前提として、経営者が一人で考える時間は必要です。
会社の最終判断は、社長が引き受けるものです。売上、利益、資金繰り、人件費、投資、借入、採用、撤退判断など、誰かに完全に任せることはできません。
特に中小企業では、社長の判断が会社の資金繰りや従業員の生活に直結します。そのため、周囲の意見に流されるだけではなく、一人で数字と向き合い、最後は自分の責任で決める時間が欠かせません。
また、外部の声が多すぎると、かえって判断がぶれることもあります。
「今は投資すべきだ」
「いや、借入を抑えるべきだ」
「人を増やすべきだ」
「固定費を減らすべきだ」
どの意見にも一理あります。しかし、自社の状況、財務体質、社長の考え方、従業員の状態を踏まえなければ、正しい判断にはなりません。
その意味で、経営者には、外の声を一度遮断して、自分の会社の現実に集中する時間が必要です。
一方で、一人で考える時間が長くなりすぎると、別の問題が生じます。
人は、自分が見たい情報を見やすくなります。自分の考えを補強してくれる意見に安心し、反対意見や不都合な情報を避けたくなります。
経営者の場合、この傾向はさらに強くなります。なぜなら、社長に対して本音で反対意見を言ってくれる人は、意外と少ないからです。
社内では、従業員が遠慮します。取引先は、関係を悪くしたくないため、厳しいことを言いにくいものです。金融機関や専門家も、関係性によっては、言葉を選ぶことがあります。
その結果、経営者が限られた情報だけに触れ続けると、判断が硬くなります。
これは、政治的な意味での右や左という話に限りません。
経営においては、「自分の考えが極端に固まっていくこと」そのものがリスクです。
たとえば、売上が落ちているときに、外部環境のせいだけにする。従業員が辞める理由を、本人の問題だけにする。資金繰りが厳しい原因を、税金や金融機関のせいだけにする。
もちろん、外部環境や制度の影響はあります。しかし、それだけで考えてしまうと、自社で変えられる部分を見失います。
経営者が外に出て、多くの人と会話することには大きな意味があります。
異業種の経営者、取引先、金融機関、専門家、地域の人、若い世代、顧客に近い人たちと話すことで、自分の会社の見え方が変わります。
特に中小企業では、社長の情報源が会社の内側に偏りやすくなります。毎日同じ人と会い、同じ数字を見て、同じ課題を考えていると、どうしても発想が狭くなります。
外に出ることで、次のような気づきが得られます。
経営者にとって、外に出ることは単なる人脈づくりではありません。自分の判断を補正するための大切な機会です。
ただし、外に出ればよいというわけでもありません。
交流会、勉強会、会合、SNSなどで多くの情報に触れても、それがすべて有益とは限りません。むしろ、表面的な成功談や極端な意見に影響され、判断がぶれることもあります。
大切なのは、情報の量ではなく、判断材料の質です。
一人で考えることも大切です。外に出て多くの人と会うことも大切です。
しかし、実務上もっとも重要なのは、「信頼できる少人数」と継続的に話せる環境を持つことではないかと思います。
経営者に必要なのは、単に社長の考えに賛成してくれる人ではありません。
必要なのは、次のような人です。
中小企業の場合、この役割を担うのは、社内の幹部、家族、金融機関の担当者、顧問税理士、社会保険労務士、弁護士、経営仲間などです。
ただし、ここで注意したいのは、「信頼できる少人数」が、単なる取り巻きになってしまうことです。
社長の意見に常に賛成する人だけが周囲に残ると、判断はむしろ偏ります。
本当に信頼できる関係とは、社長にとって心地よい意見だけをくれる関係ではありません。必要なときに、冷静にブレーキをかけてくれる関係です。
経営判断が偏らないためには、日ごろから次の点を確認しておくことが大切です。
経営者にとって孤独は避けられません。
しかし、孤独であることと、孤立することは違います。
一人で考える時間を持ちながら、外部の声にも触れ、信頼できる人から厳しい意見も聞く。そのバランスが、経営判断を健全に保つために重要です。
経営者には、一人で集中する時間が必要です。
しかし、一人で考え続けるだけでは、判断が偏ることがあります。外に出て多くの人と会うことで視野は広がりますが、情報が多すぎると判断がぶれることもあります。
そのため、中小企業の経営者にとって重要なのは、次の3つのバランスです。
経営判断は、社長一人の頭の中だけで完結させない方がよい場面があります。
特に、資金繰り、役員報酬、借入、投資、採用、事業承継などは、税務・会計・経営が密接に関わるテーマです。感情や思い込みだけで判断せず、数字と実務の両面から確認することが大切です。
藁総合会計事務所では、東京都品川区の税理士事務所として、中小企業の税務、会計、決算、資金繰り、役員報酬設計、相続、不動産、税務調査対応などを支援しています。