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第11話 設備投資でお金を借りる

不動産屋で物件が見つかり借りることにしたが…

不動産屋で物件選びをしているゆうこ。悩んでいたとき条件の合う物件が見つかり即決した。物件の詳細情報は家賃20万(当月分+来月分40万)、敷金6か月(120万)、仲介手数料1か月(20万)、合計180万。
「お金が、、、ない、、、」
困ったゆうこ、そんなときは税理士に相談しよう。以前、先輩プログラマー鈴木に紹介してもらった税理士に相談することにした。
「事務所を借りようとしてまして、いい物件があったんですが、お金がないことに気がつきました。どうしましょう。」
「事務所借りるんだ。なんでですか?」
「人を雇うことにしたので、自宅より事務所を借りたほうがいいと思いました。」
「これから人件費も増えるわけか。事業は順調ですか?」
「はい。なんとか…もっと頑張らないといけないですが。」
「がんばってください。」
税理士に言われ改めて気合いを入れ頑張らないとと思った。
「まずどれくらい設備投資をするのか考えて。不動産資金の他にも内装工事とか事務所内の什器備品とか計算してみてください。」
ゆうこは帰るやいなや設備投資にかかる金額を計算し始め金額を税理士に伝え、日本政策金融公庫から融資を受けることにが決まった。

 

必要不可欠な設備投資の考え方

1.設備投資とは
事業を発展させるために必要な設備に投資することです。土地、建物、機械、車両、什器備品、ソフトウェアなど何年にもわたって使用するものです。
目に見えるものを「有形固定資産」、目に見えないソフトウェアなどを「無形固定資産」といいます。

店舗・事務所を借りたら、内装外装工事や什器備品など揃えますが、折角なら自分の理想通りの店舗にしたいと誰しもが思うと思います。しかし、多額の設備投資をしたとしても売上が伸びなければ事業を継続していくのが苦しくなります。後からこれは無駄な投資だったな…と思わないようにしっかり計画しましょう。

ゆうこの事業の場合、机、椅子、応接セット、パソコンなどの備品が必要になります。全てを新品で揃えたいところではありますが、机や椅子は中古を検討したりして、安く出来るところは安くするといいでしょう。
飲食店の場合、内装外装費用が大きくなりますが、安く抑えたいときは居抜き物件を検討しましょう。前の入居者が使用していた設備や内装を活かすことで、工事費用が安く抑えられます。

 

2.設備投資いくらかける?
では設備投資にかける金額はいくらが適正なのか?設備投資をしたら、売上が上がり、収益が増え設備投資金額を回収できないと意味がありません。
設備投資はなるべく少額で回収期間も短いほうが良いでしょう。

例えば、Aさんは金融機関から3,000万円を借り入れ、それをすべて設備投資に使いました。年間300万円の利益がでる見込みで、それにより300万円ずつ借入金を返済していった場合、10年後にやっと借入金の返済が終わります。

一方、Bさんは設備投資をせず、年間100万円の利益を毎年出しています。Bさんにはマイナスがないので、10年後には1,000万円のプラスです。
AさんとBさんの間には1,000万円もの差があります。

極端な例えかもしれませんが、あなたならAさんとBさんどちらがいいですか?
 

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